2オペについて

 いわゆる一般的なドローン(弊社では、Phantom4Pro)では、ドローンの操縦者がカメラをコントロールするのが通常です。

 これらの機種では、カメラはチルト(上下の動き)はできますが、パン(左右の動き)は固定されているので、パンさせようとすると、ドローン本体を左右に動かさなければいけません。

 また、ドローンのコントローラにカメラのコントロールを内包しているので、おのずと1名での操作になります。一人でドローンとカメラの操作をするので、安全面の配慮からドローンのコントロールに制限がかかっていました。

ジンバルカメラ

 弊社所有のInspire1Pro、Inspire2では、ドローンの操縦とカメラコントロールを別々に行うことができます。これを2オペ(2オペレーション)と言います。

 2人で操作することによって、ドローン操作担当は、ドローンのコントロールに専念でき、カメラ操作担当は、映像に集中してカメラコントロールに専念できます。

 静止画の撮影では、2オペレーションの必要はありませんが、動画撮影において、難易度が高い場合や、より安全性を担保したい場合、よりクリエイティブなカメラワークを追求したい場合は、2オペレーションでの運用が必要です。